粗相して、ごめんなさい。

メーカー社員の雑記→会社・日常・趣味

お金があったら働く?働かない?

題名は先日、ある床屋の店長さんに言われた一言である。

 

店長「○○君。お金があったら働く?働かない?」

 

私「いや、働きますよ。仕事も楽しいし、働かないとどうにかなってしまうかもしれないじゃないですか?突然どしたんですか?」

 

店長「この前ある本を読んでね。10年後、考えさせられることがでてきてねぇ・・・。とはいっても10年後は私も生きているか分からないし、10年後は君が中心になって働かないといけない時期になってくるからさ。」

 

この店長の趣味は読書。髪切りに行く度、いろんな本の話をしてくれる。

 

今回店長が読んだのは

「AI vs 教科書が読めない子供たち」

である。

 

「東大はロボットに入れるか?」という人工知能プロジェクト(東ロボくん)のお話し。

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本の内容から考えさせられること・・・

東ロボくんは、2013年時点では5教科7科目のセンター模試で偏差値45に過ぎなかった。

しかしながら、2016年には偏差値57.1を叩きだした。

これは、東大には入れないが、国公立大学やMARCHといったおおよそ約80%の合格の可能性を示したということである。

AIどんどん進歩しててすごい!東大にはやっぱりとどくことはないか。といった感想はあるかもしれない。

 

ここで考えられることは

 

今後この世界の80%のものはAIのような機械に置き換えられるのではないか?

 

ということである。

 

実際、私の仕事は機械導入による省人化の仕事も含まれている。

 

製品を生産するのはもちろん機械であるが、製品を並べて、梱包する作業であったり、不良品を検出したりすることなど、様々なところで機械は導入されている。

 

機械導入にあたって、コストが見合わない場合は、人が代わりに実施しているが、お金さえあれば、ほとんど機械で製品ができあがるのが私の職場の現状である。

 

これは私の仕事の例であるが、もっとすごい会社はある。

倉庫内の製品を注文に応じて機械が取りに行く自動倉庫と呼ばれるものがあったり、商品をドローンで運んだりすることなどを実施しているところもある。

 

ここまでの話で、梱包作業員・検査作業員・調達作業員・運搬作業員が不要となった。

 

少子高齢化社会で人手不足だからといって、機械を導入する考えもある。この場合は、導入しないと仕事が回らないので、どんどん導入していかなくてはいけないなあと思ってしまう。

しかしながら、他国では人口増加が見られるところで、AIのような機械が進歩すると、人じゃなくても仕事は回るようになる。

 

すると人が不要になる。

 

働ける人が20%、働けない人が80%という考えにもなるかな?

 

働ける20%の人はお金をもらうことができ、働けない80%の人はお金をもらうことができない。

働ける20%の人の中に入るのは、東大レベルのひとばかりにとなってしまう。

ここで、大きな格差が生まれてしまう。

 

店長に言われた

 

「お金があったら働く?働かない?」

 

という意味は、働けない80%の人が働かなくても年間300万円もらえるとしたらという意味である。

 

ここで私は働く!!!といったものの店長に「じゃあなんの仕事するの?」って聞かれたら答えることができなかった。

 

教科書が読めない小学生について

店長に同時に「教科書が読めない小学生」の話もされた。

 

店長「最近、教科書が読めない小学生も増えてるみたいでね。」

私「読めないってそんなことあるんですか?」

 

店長「ここでいう読めないは理解できていないってこと。ここにきている子供たちにに、教科書の読んだところを説明してみろ!っていったことがあるんだけど、理解できてないから説明できない子がいたりするんだよ。」

 

私「おお~。それはなかなか大変ですね。」  

 

店長「けど、その子たちの大半が小学生のときは成績が優秀で、中学校から成績が悪くなったっていうんだよ。このカラクリは、小学校の時は暗記するものも少ないが、中学校からは暗記することが多くなって覚えられなくなったということなんだよね。」

 

私「確かに私も高校生まで暗記でしたね。理解する楽しさを知ったのは大学入ってからです。」

 

店長「君の時代はまだそれで良いかもしれんけど、暗記するだけじゃダメだよ。だって暗記は機械のほうが出来るんだからさ!」

 

この言葉に衝撃を受けた。確かにおっしゃるとおり。

それを考えていくと、ほんとに仕事ができる人ととかって限られてしまうんじゃないかな?って思ってしまいました。

ん~答えがまた出にくくなってしまったぞ。

 

私なりの答えは?

機械に置き換わってしまった世界で人がやらないといけないのは、機械にできないことをすることである。

新しいものを生み出すクリエイティブな仕事か、音楽・絵といった人の心をつかむ芸術家のような仕事か、教師のような人と人とのコミュニケーションを育てる仕事か。

パッとは思いついたのはこれくらいかな。

 

私なりに世の中がほぼ機械に置き換えられた場合にやる仕事を考えてみた。

(1)研究者:新しいものを機械からは見出すことはできないし、私も研究好きだから。

(2)居酒屋:人の交流の場を作ることができるから。

(3)農家:人に美味しい野菜を作って、喜んでもらいたいから。というか婆ちゃん家いつかは継がないと・・・・。

いまの私なりにできることは、これしか思いつかん・・・。

 

(1)~(3)をごちゃ混ぜにすると、美味しい野菜ができるように研究し、作り、できた野菜で居酒屋を開く。これだ!!!!!!って勝手に思ってしまった。

 

みなさんはどうしますか?